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映画・海外ドラマDVD学習法

* 映画・海外ドラマDVD学習法

* 2009/6/1作成、2013/1/14更新

生きた英語を学ぶのに最高の手段は映画海外ドラマです!

外大時代、そして仕事で英語を使っていた社会人時代、英語はほぼカンペキだと思い込んでいた私でしたが……

映画やミュージカルの英語が聞き取れない!
ネイティブ同士の会話が聞き取れない!
ネイティブの、容赦ないホントの日常会話が聞き取れない!

という壁にぶちあたったんです。

また、基本的なビジネス英会話はできるけれど、実際にイギリス人女性の友人ができたとき、「付き合う」「別れる」「浮気する」などなど、ごく日常的な恋話がまったくできないこと……

そうそう、それが言いたかったの!」「あ!それで思い出した!
など、本当に言いたいあいづちがまったくでてこないこと……

それを実感したとき、「今まで私が学んできた英語ってなんだったんだろう」とふと思いました。

英文法や、学校の教科書で学んできた英語がムダだったとは思いません。
英会話には、「堅い英語」と「カジュアルな英語」、両方必要だ!!と実感したのです。

そこで、自分の勉強のためにもと思い、ネイティブの同僚と組んで企画&制作したのが、学習ソフト『 English Factory 映画のえいご 』でした。

『映画のえいご』制作時に映画DVD&シナリオ100本斬りを達成、完成後もさらに映画の分析を続け、現在は海外ドラマでDVD学習していますが……

私の英会話力、おもしろいほど向上しました!!

ネイティブの恋愛相談に乗ってあげられる!
ネイティブとつまらないジョークを言って笑いあえる!
あいづちがポンポン出てくるから、会話がすごく盛り上がる!

留学せずに、国内の勉強だけでこの感動を味わえるようになりたい方は、ぜひDVD学習法を取り入れてみてください☆ お金もほとんどかかりません。

実際に私がどのようにDVDを利用して英語を学習し、教材を開発してきたか、そのすべてをここに公開します! 少しでもご参考になれば幸いです。

INDEX

*

* 具体的なDVD学習法

私はいつもこんな感じでやっています。

DVD学習のやり方

最近は、DVDをTVで見ながらパソコンでメモすることも。

DVD学習のやり方2

* 私のDVD学習法

愛用のオンライン辞書「 英辞郎 」(たまに映画のフレーズがそのまま例文として載っていることがあります)やPC用辞書「 E-DIC 」(収録フレーズ数が多い!)、そしてメモ帳orエクセルを開いておき、気になるフレーズや単語はできるだけメモしながら調べていきます。

わからない単語やフレーズをそのままにしておくと、永遠にわからないままだからです。逆に、少しずつでも知らない語彙をつぶしていけば、次第に力がつき、わからない単語やフレーズが減っていきます。
私の場合、はじめは2時間の映画を1本分析するのに4時間以上かかりました。

エクセルでフレーズ管理

※ エクセルで、ドラマ名&エピソード数(あるいは映画名)|単語やフレーズ(あるいはシチュエーションなど)|セリフ|意味|という風にセルを分けて入力・管理しておくと、自由に並べ替えできて便利! 使えるフレーズや頻出フレーズが一目瞭然です☆

定番フレーズや定番イディオム&単語は、本当にくり返し出てくるので、何回か分析するにつれ「また出た!」という感じで、記憶に残りやすくなります。
映画や海外ドラマを使った英語学習のメリットは、シチュエーションが一目瞭然なので、フレーズをどのような状況で、どのようなトーンで言えばいいのか、ということもセットで身につけられることです♪

自分が映画の登場人物と同じような状況に置かれたとき、その登場人物の表情や声、しぐさ、そしてセリフが鮮明に頭に浮かび、スラスラと口をついて出てくる……こういう経験が、私にも度々あります(単語などは、状況に合わせてカスタマイズ)。
自分の感情を正確に、流暢に英語で表現できると気持ちいいものですよ。

* 字幕と音声の活用法

字幕なしではほとんど理解できない、話についていけない、という初心者の方には、

1回目⇒「日本語音声+英語字幕」でセリフの大まかな内容を把握して、
2回目⇒「英語音声+英語字幕」でボキャビルしながら見て、

3回目⇒「英語音声+字幕なし」で挑戦

というやり方をおすすめします。映画一本を分析するのは大変なので、気に入ったシーンだけでも構いません。数十秒程度のシーンから始めてみましょう。

字幕なしでもだいたいストーリーがわかる、という上級者の方には、

1回目⇒「英語音声+字幕なし」で挑戦して、
2回目⇒「英語音声+英語字幕」で、わからなかった所を重点的に確認して、

3回目⇒再び「英語音声+字幕なし」にして、理解度を確認

というやり方がおすすめです。または、

「英語音声+英語字幕」で大量のエピソードを見まくる!!

……これでもリスニング力とボキャブラリーを同時にアップし、ネイティブ感覚を身につけることができます。

ただし、これらはあくまで一例。

本当はもっとくり返し、手を替え品を替え見たほうがいいかもしれません。同じものを最低10回は見るべき!という意見もあります。もちろん英語学習のためには、ほぼ100%理解できるようになるまで同じものを何見たほうがいいでしょう。

しかし、セリフを全部覚えてしまいたいくらい大好きな映画ならともかく、たくさんシリーズのあるドラマや長編映画だと、1本にそれほど時間をかけていられませんよね。

忙しい方や、少しでも多くの映画やドラマを見たいという方がほとんどではないでしょうか。(かくいう私も、1本を何度も見ると飽きてしまい、苦痛になるタイプです)。
そんな方は、「1本を100%理解する」ではなく、「複数本をそれなりに理解する」を目標にされることをおすすめします。

定番フレーズや定番ボキャブラリーは、イヤでもいろんな映画・ドラマに共通して出てきますので、最初の出会いでカンペキに覚える必要はありません。何度か遭遇するうちに、自然と覚えるはず。
逆に、特定の映画やドラマにしか登場しないマニアックなボキャブラリーは、覚える必要はないでしょう。

* 字幕もカンペキではないので注意

DVDにはたいてい英語字幕がついています。ただ、限られた尺や画面幅の中で文字数制限があるため、話しているセリフと100%同じということはありません。フレーズの意味は変えずに、単語が省略されていることが多々あります。

そのため、字幕はあくまで参考にとどめ、音声をしっかり確認するようにしましょう。速すぎて聞き取れない場合は、DVDの再生速度を変えることのできる「VLCメディアプレーヤー」という無料のソフトがおすすめです。

* リスニング力を鍛えるには

まずは字幕やスクリプトを見ながら音声を聞く練習をしましょう(音と文字を結びつける)。仕上げとして、英語字幕をオフにして自分の耳だけを頼りに聞いてみましょう。
どうしても聞き取れないときは、「VLCメディアプレーヤー」で速度を90%~50%に落としたり、英語字幕を表示して手がかりにしつつ、わかるまでくり返し聞きます。

センテンスのどのような部分が消えてしまう(弱く発音される)のか、そういった英語のクセがわかるようになると、リスニング力が格段に上がります!

たとえば……

I asked her out today.(今日、彼女をデートに誘ったんだ)というフレーズ、
【アイ アスクト ハー アウト トゥデイ】とは絶対に聞こえません。
【アイ ェアスクタ アウットゥデイ】のように聞こえるはず。her の h はほぼ消失し、out の t は today の t に吸収され、「ッ」のようになります。

このように、単語と単語がつながって別の音になったり音が消失したり、ということが英語では頻繁に起こります。

また、全体的にフラットに(抑揚をつけずに)話す日本語とは違い、英語はアクセント(強弱)が非常にはっきりしています。一つひとつの単語にもそれぞれアクセントがありますが、より重要なのが文全体におけるアクセントです。ひとつのセンテンスの中で、一番強く発音する単語、弱くする単語があるんです。これが、日本人にとってリスニングが難しい理由の一つであり、ネイティブっぽく話せない(発音が悪く聞こえる)理由でもあります。
こういった強弱や、音の高低・抑揚のことを、イントネーションといいます。

DVD学習を行いながら、英語独特の音の連結&消失とイントネーションをモノにできるよう意識してみましょう! シャドーイング(ネイティブの発音をそっくりそのまま真似し、すぐ後について発音すること)するクセをつけると、自分の発音も抜群に良くなり、一石二鳥です☆

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